BIO Protocol、2025年9月17日にシード資金調達で690万米ドルを獲得

業界報道によると、BIO Protocolは2025年9月17日にシードラウンドで690万米ドルの資金調達を実施しました。本ラウンドには、Maelstrom Capital、Mechanism Capital、Animoca Brands、Zee Prime Capital、Mirana Ventures、Foresight Ventures、Big Brain Holdings、Panga Capitalが参加しています。この資金調達により、BIO Protocolの累計調達額は1,786万米ドルに達しました。BIO Protocolは、オンチェーンの科学研究への資本と人材の流入を加速することを目的としたDeSci（分散型科学）金融レイヤーです。BIO Protocolのオークション型コントラクトを活用することで、bioDAOは研究プロジェクトや知的財産資産、その他のバイオテクノロジー組織に対して直接資金調達・リソース配分が可能となります。ローンチ以降、同プロジェクトは急速な成長を遂げており、2025年4月には新たなLaunchpad機能を備えたBio V1プロトコルのアップグレードを導入しました。特筆すべきは、BIO Protocolの開発進捗が市場から高い評価を受けている点です。2025年1月にEthereumメインネット上でローンチし、その後複数の主要取引所に上場しました。2025年5月には、チームおよびアドバイザー向けトークンのリニアアンロック方式導入を提案し、長期的な開発へのコミットメントを示しています。2025年7月にはCoinbaseがBIO Protocolを資産ロードマップに追加し、DeSci分野における革新的価値がさらに認知されました。バイオテクノロジーとブロックチェーン技術の融合が進む中、BIO Protocolは分散型科学研究向けの新たな資金調達チャネルを切り拓いており、バイオテクノロジー分野のイノベーション促進と研究資本の効率的な配分に大きく貢献すると期待されています。