半世紀以上ぶりに、人類は再び月へ飛び立とうとしている。NASAの「アルテミス2号(Artemis II)」ミッションは、台湾時間4月2日未明に早ければ打ち上げが行われる予定で、32階建てに相当するSLSロケットには4人の宇宙飛行士が搭乗し、約10日間の月周回ミッションを開始する。
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米国航空宇宙局(NASA)は今朝、「アルテミス2号(Artemis II)」ミッションの48時間前カウントダウンを正式に開始した。これは、50年以上を超える期間以来初めての有人月ミッションだ。今回着陸はないものの、「人が上がって周回する」というだけでも、世界中の宇宙ファンを息をのむほどにさせるには十分だ。
現在の打ち上げ時刻は米東部時間4月1日夜6時24分に設定されており、台湾時間では4月2日未明6時24分となる。気象予報では、当日は打ち上げに適した天候条件が出る確率が80%で、主な懸念は雲の広がりと地上の強風だ。
Action. Wonder. Adventure. Artemis II has got it all. Don’t miss the moment. Our crewed Moon mission will launch as early as April 1.
Learn how to watch: https://t.co/fAg0bGAqEc pic.twitter.com/2uhg8EhwTv
— NASA (@NASA) March 30, 2026
NASAの無料ストリーミング・プラットフォームであるNASA+は、ライブ配信とオリジナル番組を提供し、公式のコミュニティ媒体でも同時にライブ配信が行われている。以下は公式YTのライブ映像:
このミッションを実行する「スペース・ローンチ・システム(SLS)」ロケットは32階建てに相当し、NASAの新世代の月面着陸ロケットとしては初の有人飛行となる。ミッションの手順は3段階に分かれる。ロケットが打ち上がった後、宇宙船はまず地球軌道で約1日間を周回し、システムが正常であることを確認する。その後、「オリオン(Orion)」宇宙船のカプセルが点火して月へ向かい、月の近くで周回を完了したらすぐに引き返す。ミッション全体で月面に着陸したり、中途で寄港したりはしない。
このミッションは約10日間を予定しており、最後は太平洋への着水(濺落)で締めくくられる。
打ち上げ責任者のチャーリー・ブラックウェル=トンプソン(Charlie Blackwell-Thompson)は「私たちのチームは、この瞬間に到達するために非常に大きな努力をしてきた。現在、すべての兆候は、状況が非常に、非常に良好であることを示している」と述べた。
今回のミッションは今年2月に打ち上げ予定だったが、水素燃料の漏えい問題により延期を余儀なくされた。エンジニアが漏えいを修復した後、さらにヘリウム加圧配管に詰まりが見つかり、ロケットは月へ向かうまで少し遅れて機体格納庫へ撤回して、再度の修理を行う必要が出た。
何度も手を尽くした末に、ようやく3月末に再び発射台へ戻り、この瞬間を迎える準備が整った。
今回の乗組員の顔ぶれ自体も歴史の一部だ。4人の宇宙飛行士はそれぞれ、指揮官のワイズマン(Reid Wiseman)、操縦士のグローヴァー(Victor Glover)、ミッション専門家のコッホ(Christina Koch)、そしてカナダ人宇宙飛行士のハンセン(Jeremy Hansen)だ。
コッホはこのミッションにおける女性メンバーで、グローヴァーは有色人種、ハンセンは非米国籍の宇宙飛行士だ。3つの「初めて」が同じミッションの中で同時に起きたことで、アルテミス2号の意義は技術実証にとどまらないものとなっている。
さらに重要なのは、SLS重型ロケットの運用開始以来、初めて本物の人間を乗せた飛行であり、NASAの月へ戻る計画が正式に有人段階へ入ったことを示す点だ。
注記:人類が最後に月の近くまで飛んだのは、1972年のアポロ17号だ。