5月29日より、「芝商所(CME Group)」傘下の暗号資産先物・オプション商品が「24/7(年中無休)」取引を開始し、伝統的な金融の大手が積極的に転換を進めていることを示している。暗号資産市場の「決して休まない(24時間稼働する)」という特性に、より一層寄り添うためだ。
長い間、24時間ノンストップの取引は暗号資産取引所の「専売特許」である場合が多かった。芝商所のグローバル株式責任者であるTim McCourtは、暗号資産の「全天候(24時間)取引」への需要が非常に強い一方で、「すべての市場が24時間運用に適しているわけではない」と指摘している。したがって、芝商所のこの試みもまた、伝統的な金融資産が今後、全天候型の取引へ進むことができるかどうかを見極める重要なテストケースと見なされている。
取引時間の面での突破に加えて、芝商所は来月初めにもAvalanche(AVAX)とSui(SUI)の先物契約を導入し、傘下の暗号資産プロダクトラインをさらに拡大する。
現在、芝商所はビットコイン、イーサ(以太幣)、Solana(SOL)、リップル(XRP)、およびCardano(ADA)などを含む先物契約を提供しており、その範囲は暗号資産市場全体の時価総額の75%以上をカバーしている。
今回追加されるAVAXとSUIも同様に、「スタンダード型」と「ミニ(Micro)」の2種類の契約仕様を用意している。これにより、投資家は自身の資金規模に応じて、1口5,000枚または500枚のAVAX、ならびに50,000枚または5,000枚のSUIの先物契約を選択できる。
芝商所の暗号資産プロダクトのグローバル責任者であるGiovanni Viciosoは、「新たに導入されるスタンダードおよびミニのAVAXとSUI先物は、当社の流動性が厚く、かつ規制の枠組みに沿った暗号資産デリバティブの体系の中で、顧客により多様な選択肢、より柔軟な運用の裁量、そしてより高い資本効率を提供する」と述べた。