ING:市場はパウエル議長の講演を前に米ドルの売りに消極的

INGの外国為替アナリスト、クリス・ターナー氏はノートで、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が水曜日に証言を始める前に、市場参加者はドルを売ることに消極的かもしれないと述べた。 同氏は、アトランタ連銀のボスティック総裁の月曜日のコメントは「FRBが利下げを急いでいないという一般的な見方を裏付けるものだ」と指摘した。 ターナー氏は、パウエル議長の証言もこの見解に同調する可能性が高いと付け加えた。 今夜発表される2月の米ISMサービス業景況感指数が市場を牽引する可能性は低いものの、1月の好調なデータが繰り返されれば、ドルにとってプラス材料となるでしょう。