デジタル資産基盤インフラサービスプロバイダーのFireblocksが最近新たな動きがありました——彼らは投資者と新たな資金調達について話し合っていますが、今回は主に従業員が保有する株式の買い戻しに資金を使用する予定です。

Fireblocksは現在、シティグループにこの件を任せているとのことですが、まだ初期段階にあり、具体的にどれだけの株を買い戻すのか、会社の評価額がどこに設定されるのかはまだ決まっていません。注目すべきは、Fireblocksのサービスを利用している顧客は小規模なものではなく、BNY Mellonのような老舗の金融大手や、RevolutやWorldPayといった決済分野のプレイヤーも彼らのサービスを利用している点です。

Fireblocksの資金調達履歴を見てみると、現在までに10億ドル以上の投資を受けています。最後の大きな動きは2022年1月で、その時の評価額は80億ドルに達しました。この回収操作がスムーズに完了できるかどうかは、マーケット環境と投資家の姿勢によると思われます。