SHIBのバーン枚数がもうすぐ410兆枚を突破しそうですが、正直これはあまり意味がありません。

オンチェーンデータによると、バーンメカニズム開始から2023年までに累計410兆枚がバーンされており、その大半はコミュニティ主導の運動やVitalikによる有名なバーン（2021年中頃）によるものです。しかし、ここ2年は新たなバーン活動はほとんどなく、ペースもすっかり冷え込んでいます。

今の問題は、410兆という数字が価格に全く影響を与えていないことです。市場はとっくにこれらのバーン期待を織り込んでおり、バーンペースが劇的に復活しない限り、SHIBのデフレストーリーは大きく盛り上がりません。

テクニカル的にはさらに悲観的です――SHIBは$0.000016を維持できず、現在は$0.000015付近で縮こまっています。200EMAも上値抵抗となっています。サポートは$0.0000142～$0.0000145で、ここを割り込むとさらに下落リスクがあります。

出来高はやや反発しているものの、年初の目標にはほど遠い状態です。RSI指標も中立で、買われ過ぎ・売られ過ぎのシグナルは特にありません――要するに方向感がないということです。

結論：バーンが410兆枚を突破しても、単なるセレモニーに過ぎません。個人投資家が再びFOMOで大量参入し、新たなバーンブームが起きない限り、SHIBの短期的な展望は期待薄です。市場が求めているのはアクションであり、過去のデータではありません。