XRPが2ドルの大台で苦戦、「コンプライアンス決済コンセプト」は新たな突破口となるか？

【仮想通貨界】XRPは最近2ドルの節目付近で値動きが続いており、本日も1.78%の下落となりました。テクニカル的には確かにあまり楽観的ではなく、価格はまだ下降チャネルの中でもみ合っています。アナリストたちは、いくつかの重要なレジスタンスを突破しない限り、反転のチャンスはないと述べています。

こうした状況から、市場ではいわゆる「次世代XRP」に関心が集まり始めています。例えば、最近注目度が高いのがRemittix(RTX)で、現在の価格は0.119ドルです。このプロジェクトは国際送金での実用性を前面に押し出し、特にコンプライアンス（法令順守）を強調しています——というのも、Rippleが近年規制の問題で苦しんできたのは誰もが知るところだからです。

RemittixはCertiK監査済みのPayFiプロジェクトで、資金調達も好調、すでに2,850万ドル以上を獲得しています。ウォレット製品は現在テスト段階にあり、間もなくいくつかの主要取引所で上場される予定だといいます。立ち位置として、こうした決済分野に特化し法的リスクを回避するプロジェクトは、確かに今の市場の特定の課題を突いていると言えるでしょう。