#数字货币市场洞察 八年の「欲張り病」：3万円が3,000万円になるまで

2016年の真冬、その夜BTCが深夜に756ドルまで急落した。自分の口座には3万円しか残っておらず、家賃も敷金礼金のペースだった。友人は焦って、どうしても底値買いを勧めてきたが、私は「K線（チャート）がどんなものかも分からない」と答えた。彼が私に残した一言は「まず生き残れ、それから他のことを考えろ」だった。

私は仕方なく3万円を取引所に送金し、手が震えてどうしようもなかった――それはギャンブルではなく、降参だった。追い詰められた人間だけが鎧を着るものだ。

最初の大きな損失：全力買いから1週間で資産が半分に。

それ以来、私は最初のルールを決めた：分からない上昇トレンドはすべてエサだと思い、手を出さない。「生き残る」を簡単な言葉に訳すと――20％以上の下落があって初めて参入を検討し、ゆっくり下げて急に上げる時だけ買い増す。このシンプルなルールが、何度も私を救ってくれた。

2018年、BTCは3,200ドルの底値で横たわり、出来高は線のように細かった。私は愚かなことをしていた―毎日100USDTずつ積み立て、まるで寒い冬に薪を足すかのようだった。半年で平均取得単価は4,000ドル強から3,800ドルまで下がった。他人は「茹でガエルだ」と私を罵ったが、私は「カエルのほうが長生きする」と返した。のちに3・12相場がやってきて、初めて口座残高が7桁を超えた時、批判は静まった。

2020年、UNIは8ドルから2.5ドルまでじわじわ下げ、コミュニティの人々は毎日嘆いていた。私は自分を屠殺人だと思い込み、20％下落ごとに追加購入、平均取得単価を7ドルから3.1ドルまで下げた。翌年UNIは40ドルまで急騰し、このトレードで12倍・240万円以上の利益を得た。私は欲張らず、利益を2つに分けた：半分はコールドウォレットで眠らせ、半分は「武器庫」として活用。その時初めて、利益は口座の数字ではなく、次のラウンドの弾薬だと理解した。

2021年春、ドージコインの検索トレンドは爆発し、一日で倍増した。私は焦って飛び乗ることなく、オンチェーンデータで出来高を確認。結果、出来高が7日連続で減少しており、まるでパーティーの音楽が突然止まったようだった。私は夜中に全て売却し、3日後にはそのコインは半値になった。危険なサインは「静けさ」の中に隠れている、これが2度目の大きな損失回避だった。

この8年を凝縮した3つの鉄則：

1つ目、底値は一度で掴めるものではなく、何度も試行錯誤して作られる。
2つ目、1日で倍増し、出来高を伴って売りが出た時は、仕手がテーブルをひっくり返している証拠で、1歩遅れると食われる。
3つ目、市場を「まあこんなもの」と思った瞬間、ロスカットがすぐそこにある。「分からない」を素直に認めることこそが本当のスタート。

この3つをコードにしてクラウドに保存し、毎朝9時30分に同じメッセージを自動でプッシュしている：「シグナルが未来なら待て、手がムズムズする時こそ一番損しやすい。」機械的に実行し、頭の雑念を追い払う。

市場の次の波はすでに溜まっている。もう一人で手探りで進むのはやめよう。データと規律こそが、嵐を乗り越える2本の足だ。