暇つぶしに短動画プラットフォームでCZとジャスティン・サンについて検索してみたら、なかなか面白い現象に気づいた。

CZのタグはとてもフォーカスされていて、「出所後の動向」「中国系富豪」「某大手取引所の創業者」など、実績に基づいた硬派な内容が多い。一方、ジャスティン・サンは「バフェットとのランチ」「宇宙旅行」「高額バナナ」など、話題性抜群の個人的な行動が目立つ。

一人はビジネスの実力で注目され、もう一人はIP運営で有名になった。でも、驚くことに、各動画の再生数やコメント数を総合すると、ジャスティン・サンの方が議論の熱度は高いようだ。話題をたくさん提供している分、一般層にもリーチしやすいのかもしれない。バナナを食べるみたいなことなら、仮想通貨を知らない人でも気軽にネタにできるし。

この業界で本当に影響力を持てるのは、黙々と実務に取り組む人なのか、それとも派手なマーケティングで印象を残す人なのか、時々考えてしまう。