米国SECが先ほど、Ondo Financeに対する2年間に及ぶ調査を終了したと発表しました。正直言って、ONDOはこの2年間、米国で大々的なマーケティングを行っていなかったのは、この件が足かせになっていたからです。

とはいえ、オンチェーン資産のトークン化という分野は、長期的には間違いなく大きな方向性です。規制の不確実性が解消されたことは、プロジェクトにとってむしろ好材料と言えるでしょう。少なくとも毎日ビクビクしなくて済みますから。

以前のXRPの件を思い出します。SECに目を付けられてから、価格は2年間ずっと低迷していましたが、調査が終了した途端に一気に3倍に反発しました。今のONDOにもどこか似たような雰囲気があります。調査が終わり、価格もかなり下げているので、短期的にはテクニカルなリバウンドの余地があるでしょう。

もちろん、リバウンドはリバウンドとしても、参入するかどうかは自分のリスク許容度次第です。規制をクリアしたので、今後はプロジェクトチームが本当にプロダクトやエコシステムを作り込めるかどうかが問われます。