「BTC OGインサイダークジラ」BTC現物は8.8万枚から3.7万枚に減少、契約成績は6勝1敗

12月9日、Coinbobの人気アドレス監視によると、「BTC OG インサイダークジラ」(0xb31)のETHロングポジションの含み益は345万ドル（8％）まで減少し、平均取得価格は3068ドル、保有規模は約2.17億ドルとなっています。同アドレスは本日11時ごろ、ETHが約3120ドルのタイミングで指値で2000ETH（約6240万ドル）を購入し、現在その指値注文は全て約定、ロングポジションは合計7000ETHとなっています。

さらに、このクジラはHyperliquidで初めてポジションを取って以来、現在までの契約取引成績は6勝1敗で、詳細は以下の通りです。 8月21日：3000万ドルでETHロングを建て、8月25日に決済し利益を得る。 10月11日：2つのアドレスで合計1.1億ドルのBTCおよびETHショートを建て、同日(0x2eA)が決済、13日に(0xb31)が追加で建玉し、10月15日に全て決済、利益を得る。 10月20日：3000万ドルでBTCショートを建て、11月23日に決済し利益を得る。 11月4日：2000万ドルでBTCロングを建て、11月8日に決済し損失を出す。 11月25日：1000万ドルでETHロングを建て、11月28日に決済し利益を得る。 11月29日：300万ドルでETHショートを建て、当日決済し利益を得る。 12月7日～現在：7000万ドルでETHロングを建て、含み益。

また、Arkhamの追跡によると、この「BTC OG インサイダークジラ」は8月以降、BTC保有枚数を8.8万枚から3.7万枚に減らしており、BTC10万ドル換算で約51億ドル分を売却、現在オンチェーンアドレスには複数通貨で約57億ドル相当を保有しています。その内訳は、BTC保有が約33.2億ドル、ETH保有が約18.3億ドルです。オンチェーンでの主な大口取引は以下の通りです。

8月～10月：BTCを継続的にETHへリバランスし、BTC保有を8.8万枚から5万枚へ減少。Hyperunitを通じて50億ドル相当のETHを購入。 10月16日：CEXへ2000BTCを入金。当日BTCは約11.1万ドル、17日夜には約10.3万ドル。 10月21日：CEXへ3000BTCを入金。 10月22日～11月2日：CEXへ累計1900BTCを入金。 12月1日：ETHを担保に2.2億USDT以上を借り入れ、その後CEXプラットフォームへ入金。当日ETH最安値は2720ドル。

「BTC OG インサイダークジラ」は8年間沈黙していたBTC OGアドレスで、かつて5万枚以上のBTCを保有していました。取引はトランプ発言や米国政策動向と高いシンクロ率を見せており、「10.11」暴落の数時間前に5億ドルのBTCショートポジションを構築、約1億ドルの利益を上げ市場の注目を集めました。BitForexのCEO Garrett Jinは、このアドレスが同社顧客と関係があることを示しています。