晴れ間が見えるまで、雲を払いのける。

イベントコントラクトをこれまでやってきての経験は、常に波に乗るしかないということだ。明確なトレンドの前では、市場に激しい変動がなければ、基本的に安定して利益を得られる。連続して2回正解したときは静かに笑い、ストップロスに引っかかったときに、この道の難しさを痛感する。

一番伝えたいのは、イベントコントラクトとギャンブルをきちんと区別することだ。もし無理に言えば、イベントコントラクトはギャンブルだと言うなら、最初から賭けに行った方がいい。そんな手間をかける必要はない。要するに、情報面の裏付けもなく、テクニカル分析もなく、指標の後押しもなく、どう操作しても無駄だ。スナイプされたり、洗い注文に巻き込まれたり、さまざまな不安に苛まれ、期待と失望を繰り返し、最終的には資金を失う。

私の個人的なやり方は、大きなチャートはイベントコントラクトだけを行い、二次的なチャートは通常のコントラクトを使うことだ。なぜこう分けるのか？それは、イベントコントラクトの方が確実性が高いからだが、その分精神的な耐性も試される。多くの人が負けるのは、厳格な退出ルールを持たず、市場の動きを予測できると思い込むことにある。結果的に、現実に厳しく教えられる。

イベントコントラクトは確率の優位性を重視し、一発勝負ではない。十分な資金管理、厳格なリスクコントロール、そして本当にチャンスが訪れるのを待つ忍耐力が必要だ。上手にやる人は、我慢強い人が多い。