## Bitwise、DeFi主要銘柄へのマルチアセットETF戦略で機関投資家層を狙う



暗号資産運用大手のBitwiseが、米証券取引委員会(SEC)に11種類の新しい暗号資産連動型投資信託(ETF)の上場認可を申請しました。この動きは、AAVEやUniswap(UNI)、Sui(SUI)といった主要なブロックチェーン・DeFiプロジェクト銘柄へのエクスポージャーを、より規制枠内でアクセスしやすくする狙いです。

### **ハイブリッド構造による柔軟な資産配分**

今回申請されたETFの特徴は、従来のスポット型ETFとは異なるハイブリッド設計にあります。各ファンドは、基礎となるトークンへの直接投資に最大60%を配分し、残る40%を関連するETP(上場取引商品)やデリバティブ、スワップ契約などの金融派生商品に振り分ける構造を採用しています。

この配分方法により、Bitwiseは既存の規制要件をクリアしながら、ボラティリティや流動性の課題による投資家リスクを一定程度軽減できます。例えば、Bitwise AAVE戦略ETFは、AAVEトークン(現在価格$164.87、市場規模$2.50B)への直接保有と先物契約を組み合わせ、価格変動への適切なエクスポージャーを実現するというアプローチが想定されています。

### **DeFi・ブロックチェーン生態系全体に拡がるポートフォリオ**

申請対象の11銘柄ラインアップには、成熟したDeFiプロトコルから新興プロジェクトまで幅広い顔ぶれが揃っています。

**主要DeFiトークン:**
- **AAVE** ($164.87) - 流動性プロトコル
- **UNI** ($5.46) - 分散型取引所
- **TRX** ($0.29、市場規模$27.79B) - スマートコントラクトプラットフォーム

**新世代ブロックチェーン:**
- **SUI** ($1.79、市場規模$6.79B) - 高速スケーラビリティプラットフォーム
- **NEAR** ($1.69、市場規模$2.16B) - レイヤー1チェーン

**新興トークン:**
- **Ethena(ENA)** ($0.23、+1.78%上昇) - ステーブルコイン関連
- **Hyperliquid(HYPE)** ($25.52、市場規模$6.08B) - デリバティブプロトコル
- **Starknet(STRK)** ($0.08) - ゼロ知識証明スケーリング
- **Canton Network(CC)** ($0.14) - エンタープライズチェーン

このポートフォリオ構成は、投資家がスマートコントラクト生態、DeFi金融インフラ、次世代レイヤー1ソリューションへの多角的なエクスポージャーを一度に獲得できる設計になっています。

### **規制承認による市場への波及効果**

SEC承認が下りれば、これらのETFは米国投資家にとって初めての規制された暗号資産投資チャネルとなります。従来の暗号資産取引所を通じた取引と比べ、証券口座での簡便な購入が可能になり、機関投資家や個人投資家の参入障壁が大きく低下することが予想されます。

Bitwiseは既にSolanaやXRP専用のETFを市場に展開しており、このマルチアセット戦略は同社の暗号資産商品ラインアップ拡充の一環となります。2025年末までには、時価総額トップ10の暗号資産を追跡するビットコインETFおよびAvalanche(AVAX、現在価格$13.81)ステーキング報酬配分型ETFの申請も予定されています。

### **2026年の強気相場シナリオ**

Bitwiseの最高投資責任者マット・ハウガン氏は、市場の短期変動にもかかわらず、長期の上昇トレンドについて確実な見通しを示しています。同氏の分析では、規制当局の枠組み整備と大型機関投資家の流入加速により、ビットコイン(現在$90.55K、市場規模$1808.62B)は従来の4年周期を逸脱し、2026年までに新たな史上最高値水準に到達すると予測しています。

この強気シナリオが現実化すれば、提案されたETF製品群は、投資家がブロックチェーン生態系全体へのエクスポージャーを確実に確保するための重要な投資手段となるでしょう。
DEFI8.23%
UNI-0.67%
SUI-1.1%
AAVE0.53%
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