TaurusはKaikoの価格および流動性データソースを統合し、グローバルな銀行向けのインフラを拡張します。

The Blockの報道によると、スイスに本社を置くフィンテック企業Taurusは、暗号データ企業Kaikoと提携し、両者は機関に対して「規制機関の要件を満たす市場情報を提供し、デジタル資産活動を支援する」とのことです。

Kaikoは100以上の中央集権的および非中央集権的取引所からデータを取得し、標準化します。この統合により、Kaikoの価格設定および流動性データはTaurusプラットフォーム上で直接提供されます。

Taurusは2018年に設立され、State Street BankやDeutsche Bankを含む約40の銀行にデジタル資産インフラストラクチャを提供しています。先月、同社は米国で初のオフィスを開設しました。Kaikoは2014年に設立され、機関投資家に市場データ、価格設定サービス、DeFiデータなどを提供しています。

「Taurusでは、金融機関のデジタル資産戦略に最も堅固な基盤を提供することに専念しています。」と、CMOのVictor Bussonはプレスリリースで述べています。「Kaikoのデータサービスを私たちのプラットフォームに統合することで、顧客は信頼できる市場情報に直接アクセスでき、透明性を高め、コンプライアンス要件を満たすことができます。」

二社はプレスリリースで、統合されたデータが運用コストを削減し、評価プロセスを改善し、リスクおよびコンプライアンスの枠組みを強化できると述べた。